半妖の夜叉姫感想 〜第2期、45話〜
半妖の夜叉姫、第2期が始まりました。
第1期をあげたからには2期もあげねば。
ネタバレばりんばりんなので折りたたみます。
うん? マクロス?
末法末世の世界
OP前に前置きはなし。
戦国時代に現れた妖霊星により末法末世を迎えた世界。麒麟丸はこの事態を引き起こしたのが半妖の三姫の仕業と言い、「人間どもよ、このまま妖どもに飲まれるがいい」とのたまいます。
希林先生の方は斬星剣で妖怪を斬りまくってますが、さすがに右手の分際でということなのかなんなのか一気に倒すということはできていない様子。妖霊星の中にいる何かは、着々と成長を続けているようです。
そんな妖霊星の元へ向かう満身創痍の理玖とりおん。理玖は死にかけのようだ・・・と言っても、その怪我でそもそもここまで来てるんだからいろいろツッコミどころ。
動けないとわたち
場所は変わって現代。戻れなくなった三人娘は日暮神社の実家でみんなに戻れなくなったことを話します。とりあえずもろはの「せっかく親父とお袋に会えたのに・・・」に日暮家が全く反応しなかったことを突っ込みたい。
「向こうで何があったんだい?」
深刻な様子のとわたちに、草太が聞きました。簡単で、かつ重要なところしか話さなかったとわに、あした御神木にお願いしてみようという草太。今日はもう休むことになり、芽衣はなぜかせつな姉ちゃんと寝るの・・・と言い出し(可愛い)、もろはは大ママがお風呂沸かすわねというと「おう、サンキュー」と英語を話しました。
とわは、草太と萌ママに何か言いたげに去って行きました。
希林先生の望み
麒麟丸の船に到着した理玖とりおん。乗り込んだ瞬間バラバラになりましたが、りおんは麒麟丸を見つけ出します。まあ、もともといたところだから居場所の見当はつくでしょう。
すると、麒麟丸は寝ていました。「これは好機です」とりおんは吸妖根の実を持って近づくのですが・・・現れたのは希林先生。不審者に慌てるりおん。しかし、話せばすぐに正体はわかったようです。まあ妖怪の体ですしね。ちなみに麒麟丸はここのところの連戦で疲れてお休みしているそうです。まあ、まるさまとも戦ってるしな。
希林先生は、りおんと自分が望む世界は同じであるから、その実を使って望む世界をともに作ろうと言い始めます。なかなかりおんには魅力的なお誘い。希林先生に抱きしめられて思い出すのは、生きていた頃に麒麟丸と世界中を巡った楽しい思い出でした。
そして、希林先生はりおんをどこかに連れて行ってしまいました。理玖はそのまま船に置いてきぼり。
所縁の断ち切り
時代樹に呼びかける三人娘、すると、何やら時代樹がキラキラしてきます。
見ると、阿久留が必死で扉を開こうとしているではありませんか! 頑張って時空の扉を開いた後に待っていたのはさみしいお別れでした。なんてリスクを冒して来たんだ君は。
そして、続いて待っていたのもお別れでした。
正直、ここはちょっとうるっときた。
おそらく、これでもう会うことはないだろうといううっすらとした予感がお互いにあって。
草太はとわに「とわは永久に僕の娘だよ」と伝えます。手を差し出して、手を繋いで。
「せつなちゃんが見つかってよかったね、とわ」と伝える場面は、10年前、出会った姿で描かれました。それはつまり、10年前に手を繋いだその理由がなくなったということ。一緒に探そうと言って繋いだ手は、ここでお別れを迎えるということですね。
無論、だから一緒にいられなくなるということは、本来はないんですけど。進む道を自分で見つけた娘に対する最大の餞(はなむけ)(平仮名でもよかったんですけど、趣ないなと思ってふりがな振るほうにした)。
そしてとわは、迷いを振り切って二人と一緒に戦国時代に戻っていったのでした。
あー、いい場面だったー。見てて満足。
妖霊蝶
戦国時代ではえらいことが起こりました。
理玖が希林先生とりおんに追いつき何事かするのを止めようとしますが、りおんちゃんは理玖に「もうあなたは必要ありません!」と怒鳴ります。
そして、りおんちゃんは吸妖根の実を差し出し、妖霊星から生まれたのは妖霊蝶という生き物。そして妖霊蝶と縁を結び、なんと希林先生は麒麟丸が死んでも死なない体になったそうです。うおう。
希林先生は理玖にも勧めましたが、「おいらはそんなこと望んじゃいない!」と抵抗したため攻撃されました。あの術で逃れる理玖。そしてそのままでかい蝶に吸い込まれていく二人。
しかし、すんでのところで麒麟丸が異変に気づきます。まあ、吸い込まれるっていう意味では手遅れだったんですけど。ただ、ここからりおんを助けに行く麒麟丸が虫けら感があってなんというか、な気持ちになりました。地道な努力で道を切り開く感じ。
地上では、戻って来た三人娘もこのでかい蝶の誕生を目撃しました。そこにやって来たのは犬夜叉とかごめと七宝。何が起きたのか誰も正確にはわかりませんが、妖怪がどんどん消えていっているようです。
そして、そこに飛んで来た理玖。あっぶねえ。まあ制御する余裕もなかった様子。久しぶりの再会に喜ぶとわに、「それより、りおんお嬢様が!」と伝える情報を間違えない男。
りおんの望み
これが生き物の内部かと突っ込みたくなる部屋登場。これ見てマクロス思い出すあたし。
中央の繭みたいなところにはりおんがいますね。モビルスーツの操縦席かな? とかもう色々どこから突っ込めばいいと思っていたところに麒麟丸登場。希林先生の態度がでかいでかい。
「右腕はこちらが本物ですから、偽の右腕には負けはしないのですよ」とか、「貴様もりおんの思い描く世界の構築に協力しなさい」とか、まあやっぱり麒麟丸の一部だったねーな。後思い込みが激しいところとか。
ちなみに、犬の一族がりおんの望みを壊しに来ると言っていますが、まあ麒麟丸よりは理性的というか頭は回っているんだろうな。それで麒麟丸を殺生丸と戦わせようとするあたり。そして実際に、邪魔する奴が来ることもわかってる。
しかし麒麟丸、りおんが絡むと弱いな。
時代樹のところではりおんが妖霊蝶に囚われたという情報が伝わったところで、琥珀と翡翠、邪見さまと竹千代がやって来ました。琥珀から菊十文字を渡されるとわ。
そして、竹千代と七宝に乗って妖霊蝶の元へ向かいます。
まるさま復活!!!!!!!!
場面が時代樹の中に変わります。
くらい表情だったまるさまの顔が上がり、
まるさま(おそらく)
完全復活!!
とりあえず顔が上がった一瞬のアングルがめっちゃイケメンだったので(心で)永久保存。
復活して即、りんちゃんと外に出るまるさま。
外に出ると麒麟丸が現れました。戦いが始まるので邪見が「りん、おぬしは時代樹の中に隠れておれ」と言うのですが、まるさま背後のりんちゃんに。
「そこで見ていろ。決して引くな」
と言い出します。りんちゃんも、「はい!!」と力強く返事。
あーあーいいご夫婦ですことー(のろけやがってな気持ちの棒読み)
次回
イケメンの戦いの行方しか眼中になくて、とりあえずあのメガネもういいって気分になっています。
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