半妖の夜叉姫感想 〜第2期、39話〜
半妖の夜叉姫、第2期が始まりました。
第1期をあげたからには2期もあげねば。
ネタバレばりんばりんなので折りたたみます。
親子の再会〜〜〜!!!
甘えまくるもろはと甘やかしまくる親
前回、まるさま大ダメージのところで終了し、黒真珠の中では親子の再会が果たされましたね・・・
かごめともろはの再会はなんとも母親と娘という感じだったのですが、犬夜叉はもろはたちを見たという時点で前回が終わってしまいました。さあ奴はどう反応するのか。
さて、かごめともろはの再会は涙涙ではあったものの、一通りすむとかごめは一緒にいた双子に目をやります。犬夜叉は早速鼻をスンスンさせ、「殺生丸の娘か!」と言いました。そりゃあんたは匂いでわかる。
かごめは「わー、私、あなたたちが生まれるときに手伝ったのよ」と言い始め、その辺りからかごめととわの近況報告会が始まった後ろでは犬夜叉ともろはが照れ隠しのにらみ合いをしていたのでした。親子。
正直、かごめともろはの再会よりも犬夜叉ともろはの再会の方がなんかよかった。父親なんて全然実感なかった犬夜叉が改めて自分の娘を前にしてどうしていいかわからんっていうのが良き。良き。
もろはも同じでお母さんはお母さんって感じだったんだろうけど、お父さんっていうのは全然よくわからなかったところになんか隙間が埋まったみたいにわかったからお母さんと会った以上に泣いたんだろうな。
この後犬夜叉にずっと抱えられて寝てるのもよき。
しばらくかごめととわの日暮家談義が続きました。かごめが草太が大人になっているのに驚いてるのいいわー。いいわー。こういうの好き。ただよくスマホ動いてたな。スマホとガラケーの会話に背筋が冷たくなったのはここだけの話。
さて、そんな話がひと段落したところでせつながかごめと犬夜叉に問いました。
「初めて会ったはずなのにもろはだとわかったのはどうしてですか?」
私は(どうせ匂いでしょー)とかあまり深刻に考えてなかったのですが、二人の反応に何か理由はありそうでした。確かに、犬夜叉はともかくかごめは匂いだけじゃわからんな。
一方、骨喰いの井戸のあたりでは
相変わらずがなりたてる麒麟丸。
りんと邪見はなんとかまるさまを発見しますが、「魄(はく)が失われておる!」と邪見。漢字は調べました。気迫の迫じゃなかった。
邪見によると麒麟丸の妖気を払うには吸妖魂の根のようなもので吸うしかないようですが、そこで邪見、とわが斬星剣を持っていたことを思い出します。早くとわを連れてこないと、というりんと邪見の耳に、麒麟丸の叫ぶ声が聞こえます。
麒麟丸は殺生丸が死んだ後、黒真珠に残る犬の一族を倒すつもりだそう。
「そうすれば、時代は必ずわしを選ぶはずだ!!」
さて、そんな麒麟丸から「これを渡したら大変なことになるんだぞ!!」と必死に黒真珠を守る竹千代。一番近くにいたもんね。ですが、あっさり見つかる(笑)死にたくないけど渡してもまずい、と思っているところにりんと邪見が現れたのですが・・・
このシーン。りんちゃんがお見事すぎて。
「殺生丸の奥方か。もうあと数刻もすれば彼奴の体からは魄が失われて死ぬのだ」
「ならば、私が戦います!!」
セリフは若干忘れましたが、確かりんちゃんが戦う力がないというような趣旨の発言をした麒麟丸に対し、りんちゃんが怯えもせず言ったのがかっこよすぎる。
「私が弱いと、誰が決めたのです?」
・・・なんか、るーみっくシリーズ作中こういうカップルいたっけ? だいたい惚れた腫れたの大騒ぎしているのが普通でさ、高橋先生はそういうギャグかもしくはホラーがお得意なのは存じていますけど。
今までにないパターン。りんちゃんはまこと殺生丸の相手にふさわしい。戦国時代の武将の妻って感じ。
りんちゃんの足元で怯えてる竹千代の反応が普通。
麒麟丸も、今倒したとはいえ最強と認めるものが認める女性に対し彼なりの礼を尽くしていますが、苛立ちが募っている様子。
狐妖術?
重い前半からのCMが明けたらまさかの狐忍術の講習が。あれ違う世界に飛んできたのかな?
じじい狐が可愛い小狐妖怪たちに講習をしているようでしたが、それが終了した屋敷で狐の化かし合いがありました。お互いにイケメン&美女に化けるも、「本来の姿で大丈夫ですよ」と言って子狐&おばさん狐に。よかった。いつもの七宝だった。
講習会はじじいの姿じゃないと生徒が集まらないそうです。人を見かけで判断するんじゃない! と言いたくても、あの可愛い子狐ではな・・・
七宝も犬夜叉とかごめがいなくなってから探していたようですが、当然見つかるわけもありません。しかし、正直今更すぎねぇ? と思ったのが、「お二人の娘御が妖怪退治を生業にし、その、ぼろ儲けしているとか・・・」
ぼろ儲けか? しかもだいぶ前から妖怪退治をやってるはずだろと思ってしまった気持ちは置いておいて、七宝はとりあえず会いに行くことに。謎のワープ妖術を使って目を回しながら飛んでいったのでした。
シリアスなシーンが続く中でのガス抜きにはなるか。
人頭杖の池
黒真珠の中の皆さんは、なぜか「人頭杖の池」というところへやってきました。翁の顔と女の顔が左右に並ぶ奇妙な池です。
すると、かごめと犬夜叉は「ここに時々、もろはの姿が映った」というのです。多分、邪見がたまに彼らにもろはの姿を見せてくれていた様子。邪見結構忙しかったなこの十数年。
さてその一方、黒真珠の外ではりんちゃんが苛立った麒麟丸に切り捨てられそうになりましたが、まるさまセコム発動で動けないはずのまるさまが骨喰いの井戸に現れました。
そして、そこに飛び込んできた七宝の狐妖術、不覊奔放! 完全にチャチャ入れにきてるような感じでしたが、唯一この闖入者に希望を見出したのがたぬきの竹千代。
「高度な狐妖術とお見受けした! ここから脱出してください!」
「な、なんじゃ!? ああ〜〜〜〜!!」
・・・とりあえず、ほうほうの体でしたが、黒真珠を持った竹千代はこの場を離脱したのでした。シリアスな局面にちょっと・・・ちょっと、きついチャチャでしたが。
さて、ようやくギャグ要素が飛び散った後の骨喰いの井戸。その様子は、今度は人頭杖の池に映し出されたのです!! ほうほう!
黒真珠の中の犬夜叉たちも、彼らの話に耳を傾けます。
麒麟丸によると、犬夜叉と殺生丸が破壊した妖霊星はカケラにすぎないらしいです。
今から500年後の令和の時代に、その本体が現れて人間が死に絶えてしまう。麒麟丸は時を超えて人間をすくってやろうと言います。
「人間を救う・・・?」
めっちゃ疑問符つけるまるさま。
無論、救いたいから行くわけではない。最強の妖怪がついでに人間を救うことで、人間は麒麟丸を畏れ敬うであろう、ということらしいです。
そしてそれを教えたのは犬の大将に切り捨てられ、骨喰いの井戸に捨てた右腕「希林理」という名のものだというのです!
「希林先生が、麒麟丸の右腕!」
なんとも面白い文章ですね。頼りになる人物を右腕とは言いますが、一応これ、麒麟丸の実質本当にもとは物理的に右腕だったわけですから。おもしれえ
次回予告というか
次は脱出の話。
本編でも犬夜叉が言ってたけど、脱出するには天生牙が必要らしく、一回せつなを生き返らせるために使ったことのあるとわなら呼べるとのこと。
珊瑚ちゃんが金魚姉妹と一緒に出てくるのが楽しみでござる。(見る前の気持ち)
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