半妖の夜叉姫感想 〜第24話というか、総括〜
半妖の夜叉姫、24話。
「殺生丸の娘であるということ」を見ました。
ネタバレなしでいけるかな?
さて・・・まずは、そうだな。
「2期制作決定!!」と大々的に打っていることに違和感です。
これは次の2クール・・・というか、これ以上の話数を作る前提じゃないと作れないシナリオです。つまり、計画性がないのか、それとも「高橋留美子作品だから視聴率稼げるし、まず2期はありでしょ」という、大変残念な計画です。最初から1年ターンで考えてて延びたなら、まだよかったのに。
謎がほとんど回収されないとか、何なんですかね。
私は「BORUTO」が好きではありません。そして、実は源氏物語「宇治十帖」も好きではありません。その理由はこの「半妖の夜叉姫」と重なるところがあるので言いますが、
「(当初作者があまり想定していなかったはずの)次世代の話」だからです。
いや、基本的に聞きたくないのよ、次世代のことは。メインストーリーとして当初から作者も織り込み済みだったりするとまた話は変わってくるのですけど、()に入れた言葉のように当初は考えてなくてっていうところが・・・ね。
ただ、それでも人って見ちゃうんですよね。やっぱり気になるんですよ。「BORUTO」はもともと私が「NARUTO」をそんなに読んでいなかったのもあるんですけど、「半妖の夜叉姫」は大好きな「犬夜叉」の、しかもあえてのまるさまの娘とかいうから、ぐぎぎと思いながら見ましたね。短そうだったし。
好きになれたのはせつなちゃんだけでした。当初犬夜叉で好きだったキャラクターは特に変わりなく。まあ犬夜叉出てないけどな! もろはちゃんは、可もなく不可もなく。ごめん。
私として致命的だったのは、主演が好きになれなかった。
性格に難があるのは仕方ない。めんどくさいのも仕方ない。そういう人間性、キャラクターっていうのもあるし、そういう子だと割り切れてもやっぱりめんどうな子だと思ったけど、それより問題があったのは。
妹大事以外、キャラがブレてる。
主役なのでこの子に没入感がないと楽しめないのに、全然共感できないんですよ。見てると真顔になってしまうというか。あと、お姉ちゃんを自認する割に、精神的に幼すぎる。かごめちゃんのほうがしっかりしてたわ〜
まあ、でも2期も見ます。ここまで見たし。りんちゃん気になるし。好きになった子(せつな)が大変なことになってるし。
え、24話の話はしないのかって?
・・・まるさまが父親してたってことだけ言いたい。24話はまるさまが一番喋ってた回でした。
ダメではないですけど、2期、ねぇ・・・。