半妖の夜叉姫感想 〜第2期、47話〜

 

 

 半妖の夜叉姫、第2期です。

 第1期をあげたからには2期もあげねば。

 

 

 

 ネタバレばりんばりんなので折りたたみます。

 

 

 

 

 

 冒頭で重要人物脱落。

 

 

最期の告白

 

 OP曲も始まらないうちにとわがメガネに倒されそうになったところに理玖がやってきました。どっから生えてきたんだと思っているうちにとわの首を絞めて「おいらは、愛した者しか殺さない。お前を殺したら、・・・」と続けているうちに、理玖の顔がとわに近づきます。

 

 背後で余裕綽々のメガネ。「メロドラマですか?」と好きにさせていますが、まあどう考えても作戦会議。

 とわに蹴られた理玖がメガネに攻撃しようとして斬られ、その後ろからとわがメガネに襲いかかり、めっちゃ間合いになったところに理玖が「あねさん!」と是露の杖を投げつけると蜘蛛の糸がメガネに襲いかかりました。

 

 そしてとわに倒されたメガネ。

 しかし、理玖も流石に限界の様子。

 

 「りおんさまは、まだ父上の麒麟丸を愛しています」

 「とわさま、わかりますか? 本当に愛する者は、殺せやしないんです」

 

 そして大事なことを伝えて消えていき、残ったのは角だった原型だけでした。

 

 そしてOP。

 

 

異なる望み

 

 そしてとわはりおんの元にたどり着きます。

 しかし、理玖から聞いたことを伝えると、やはり怒られてしまいました。

 だけど縁の糸って何本も存在するかもしれないけど縁の対象につき一本じゃないんですかね。しかもやっぱりせつな以外が切ってる。設定どうなってんじゃい。

 

 変わって雌雄を決する(イケメンの)戦い。

 まるさまに煽られて動揺しまくる麒麟丸。ずっと涼しい顔のまるさま。人間のようだと指摘されて激昂しながら、まるさまの背後のりんを見て浮かんだのはいつも後ろから自分を見ていたりおんの姿でした。

 

 縁の糸を切るたびに聞こえるのは、りおんが父の無事を喜ぶ声。

 そして犬の大将が「戦さ場に子など連れてくるな」という視線の先にいたのも怯えるりおん。その怯えは、誰が殺されてしまうという怯えだったのか。

 

 そしてついに視聴者に明かされたのは、りおんは父に戦いをやめて欲しくて笑うことをやめたこと。しかし父は、りおんが戦いの後に見せた笑顔をもう一度見たいと願っていたこと。

 

 うーんすれ違い。だけどここまで完全に語られるとな。

 

 そしてついに、りおんは自分の気持ちを全て吐き出したのか、繭をほどき姿を現しました。

 下にいた人たちも、動きを止めたことにホッとした様子。

 

 

動きを止める妖霊蝶

 

 一方イケメンの戦いは、麒麟丸がようやく何かを悟ったようです。

 「わしは、失ったものにとらわれすぎていたようだ・・・さながら、人間のようだな」

 要は、まるさまの指摘を認めた形ですね。実際、囚われすぎてはいたと思います。

 

 この後、麒麟丸は意を決して力を全開にします。まるさまも「よかろう」と、本気を出す気になったようです。

 しかしこの対決、一撃で決します。まるさま勝利。もともと連戦していた麒麟丸。体がついて行かなかった様子。気も乱れてたと思いますしね。

 

 一方のりおん。幽体の状態で三人娘に相対します。

 気が落ち着いているのか、倒された父を妖霊蝶へと運びました。

 

 麒麟丸が消えた場所では、まるさまが「りん、ついてこい」と言っています。

 中に入ってくるようですね。

 

戦う意志

 

 りおんは父に触れようとしましたが、幽体であることにこの時点で気づけていなかった様子。慌てた様子のりおんに三人娘はどうしたのかとざわつきますが、それよりざわつかされたのはまさかの浮遊メガネ再登場。腕ちゃうんかい。しかもほぼ怨念みたいな感じ。めっちゃ怖い。おそらく麒麟丸の負の思念なんでしょうね。

 

 幽体で触れられないことに戸惑うりおんに「お前は半妖のせいで死んだのだ!!」と叫び、りおんを瘴気の中に閉じ込めるメガネ。本当にメガネに呼称変えといてよかったと思うレベルでメガネ。

 閉じ込められたりおんは殺されたときの状況を再現され、逆叉に追いかけられる幻を見せられます。恐怖に逃げ回ることしかできないりおんは三人を幻の中に呼びましたが、おそらく無意識なのかすぐには三人に気づかず「助けて」と言って逃げ続けます。

 外ではりおんの精神状態に呼応したのか、妖霊蝶から凄まじい瘴気が吐き出されていた様子。

 

 三人は「戦え、りおん!」と発破をかけますが、気づけません。とわは斬星剣を使って援護・・・をしているつもりなんでしょうね。せつなにめっちゃ止められてますが本当にいうこと聞かないねこのこ。

 しかし、ここで心境が変わっていた麒麟丸が三人娘と同じことを言いました。それに気づいたりおん。ようやく足を止めました。そして幻の中で、かつて持っていた斬星剣を出現させて逆叉に切り掛かり、麒麟丸の悪意の思念から逃れることができました。

 

(りおんは、私がいなければ何もできないはずでは・・・)

 

 最後にメガネに憑依した悪意が残したお言葉。はいゴミ箱にペーしときましょうね。

 

 しかし、りおんは悪意の思念からは救われましたが、とわの様子は予想通りでした。とっくに到着していたまるさま一行が近づけるようになったときには、とわの魂は尽きていました。

「早く天生牙で!」とせつなは叫びますが、邪見さまが「天生牙で魂は戻せぬ」と言います。肉体的には生きてる状態なんですものね。

 そして、そこにとわの声が響きます。「りおん、私の体を使って!」言いたいことはわかったしストーリー的にはまあいいんですけど、とわの体を使ったのにまるで蝶の完全変態のようにりおんの姿に変わったことだけわしは納得できぬ。

 

 ようやく和解した親子。二人はせつなに所縁を断ち切って欲しいと頼み、執着が切れたことによって昇華したのか斬星剣と爆星剣が合わさって天津甕星の剣となり、二人は帰ってゆきました。

 そして、りおんは「体、お返ししますね」と言ってとわの姿が戻ってきました。どうやって魂戻したのさ。

 ひとまずの大団円。

 

まるさまの笑み

 

 ようやく親子三人、まずはりんちゃんと双子の抱擁シーンでした。

 

 そのとき、邪見は「なぜ麒麟丸親子に慈悲をかけられたのか。トドメを刺さなかったのか」と問われ「それでは娘たちの心が救われぬ」と言いました。え、そんなこと考えてたのまるさま。

 その後、りんちゃんに「殺生丸さまー、こっちにきてくださいー」と声をかけられてふっと笑うまるさま。イケメンのレア笑顔ズッキュン。そして邪見の「殺生丸さま嬉しそ(むぎゅ)」が懐かしかった。嬉しそうなところじゃないですよ。(むぎゅ)のところですよ。色々いらんこと言ってたときはまるさまにボコボコにされてたから懐かしい。

 

次回

 

 最後なんの話なんですかね。

 「きっと父上なりのご褒美だよ」というりんちゃんの声が気になります。

 そして久しぶりの「がみょーん」。ていうか、二期で初めて出てくるんじゃないか、冥加じいちゃん・・・この半年、言及した覚えがない。

 

 

 


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