半妖の夜叉姫感想 〜第2期、29話〜

 

 

 半妖の夜叉姫、第2期が始まりました。

 第1期をあげたからには2期もあげねば。

 

 しかしこのアニメ、どう締めるんだろう・・・

 

 ネタバレばりんばりんなので折りたたみます。

 

 

 

 

 

 愛、激重。

 

 

死人、りおん

 

 吸妖魂の根を差し出すりおんで始まり。

 

 ここで衝撃事実発覚。

 

 りおん、すでに死去しておる。

 

 へばー、だからもろはが触れなかったのね。

 

 りおんは「父は相手が最強のものでないと満足しない」と言ってましたけど、こんな小娘たちが最強、ねえ・・・

 だいたい、「剛の者」と「柔の心を持つ者」の条件って、2つあるように見えるけどこれ条件の前提が「産霊山(むすびやま)の結界を通り抜ける」と「護るべきものと捨て去るものを理解している」ってあるんだけどさ、これ後者が達成できてないと前者が達成できないじゃん。前回の話を見る限り、結局「柔の心」を持っていれば達成できる気が。あと、もろはは霊力持ちだからってふつーに結界すり抜けてたし。ブレブレやん。

 

 さて、りおんが既に死人であるにもかかわらずここにいるのは「父が私(りおん)の死を認めず、幽体を産霊山に封じ込めたから」とは・・・さらに夢の胡蝶で夢の中でずっと会い続けていたとか・・・お、重すぎる・・・。今でいう毒親毒親っていうか。過干渉というか。キッツいわー。

 

 ちなみに、「末法末世」というのは、麒麟丸は世界中どこも回ったけれども、「時空の彼方」だけ行ったことがなく、そこへ行くために「アクル」に時の風車を動かさせようとしているようです。しかし、それをすれば「この世界(戦国時代)」が全て消えてしまうと言われて(←ん?)おり、その状態のことを「末法末世」というんだそう。へー。

 で、りおんはこの世界が好きだから、それを阻止したいんだそうです。麒麟丸の身勝手にはうんざりしているって言っちゃったけど、うん、色々、かなり身勝手だよねー。それだけは同意できるわー。

 

 そんな4人娘のお話の最中、何やら山の外では理玖が妖怪退治中。どんだけとわにベタ惚れなのか。まあめちゃくちゃ強いですね。さすが麒麟丸の角。

 

 

断ち切る所縁

 

 ここで、せつなが何かを感じました。「糸のようなものが見えるようになったが、これはどこへ?」と聞くせつなに、りおんは

 

「それは私と麒麟丸の600年の悪縁」

 

 とさらっと言います。めちゃくちゃ切ってほしそうですが、これを切るとりおんは消えてしまうらしい。死んじゃうの!?というとわに「もともと、死んでおりますから」というりおん。

 せつなは「これを切れなければ、是露とりんの縁も切れない」と所縁の断ち切りを振り下ろすと、真っ二つになった「夢の胡蝶」が。うまくいかなかったとか言ってたけど、え、何がダメなの? 夢のつながりは一応切れてるし、結局その後、本日最大のツッコミどころでもある

 

 りおんは消えずに形代で蘇る

 

 っていう桔梗様ばりの復活劇をやっていますけど? なんなら大成功じゃね?

 しかし、形代での復活はツッコミどころではあるんだけど、うん、多分理屈としては理屈があるんだけど、理屈の前提条件が・・・やっぱり重すぎる。

 形代に残っていた麒麟丸の思念(所縁)が、多分消えゆくりおんを再び形代に呼び戻したんだよな・・・で、「私はもう、自分で進みます!」っていうセリフとともにりおんが桔梗様のように復活。一応、夢のつながりは切れてるから、以前ほどは束縛されずに済んでいるのかね。あとは三人娘という味方も近くにいたし。

 

 「解散せよ、麒麟丸!!」というりおんの言葉で晴れていく結界を、吸妖魂の根が吸い、なんか不思議な笛になりました。「星斬りの笛」というんだそう。産霊山から出ようとする三人娘、というかとわに、りおんはそれを渡しましたが・・・どうすりゃいいんだこの笛。吸妖魂の根がこんなただの笛になるわけがなかろう。

 

 と思っていましたら、結構すぐ「星斬りの笛」が変化する場面がやってまいりました。まさに結界を無くしたことで、「妖霊獣」が出てきたのですが、なんかドラゴンゾンビみたいな外見。辺り構わず強力でめちゃくちゃな攻撃をしてくることで三人娘もどうしたもんかと逃げ惑うだけでしたが、りおんがすぐに「星斬りの笛を吹くように」と言ったので、いう通りにするとわ。

 しかし、あの状況でのんびり笛なんて吹けないわ。

 とにかく、アニメでは笛を吹き始め、斬星剣が出てきました。能力のインフレーション。

 

 強い武器持っておけば勝てるって、あんまり好きじゃないんだよネー。とりあえず、妖力を無尽蔵に吸い込む武器で妖霊獣を倒します。

 

理玖とりおん

 

 山を下りる途中、それまで雑魚妖怪を倒しまくっていた理玖と三人娘、そしてりおんが出会います。

 

「りおんお嬢様!」と呼ぶ理玖。しかし設定上、理玖とりおんが顔を合わせていたころ、理玖は感情の動きは乏しかったと思われ。りおんはびっくりしたのでは。

 しかし、理玖は見たらりおんが山から出てしまったことが麒麟丸にバレると目を閉じます。わあ忠義者。目を閉じる理由をとわに聞かれて答える理玖ですが、まあこの後だよね・・・。

 

 そっと理玖の頬に両手を添えて、とわの方に引き寄せ・・・

 

「やい、麒麟丸!! りおんは私たちが解放した!!」

 

 はい色気全部吹っ飛んだーーー!!

 後ろで残り2名(りおんはよくわかってない)が「アッチャー」な顔で見てるのが笑う。無論、それを聞いてほくそ笑む麒麟丸と、目を白黒させてる理玖(笑)

 

 その後、一旦りおんは理玖が預かることになる。うまく歩けないからなんとかするとのことでしたが、死魂虫(桔梗様のあれ)でも捕まえてくるのかい?

 

 

せつなの眠り

 

 理玖にりおんを預け、山を下りた三人娘。

 すると、そこにまる様登場。なんともろはにも声をかけ、「犬夜叉には会えたか?」と聞いてきた!! どゆこと!? もうまる様が麒麟丸よりも優秀な気がしてる。実際、気位もかなり高いし、それに見合った能力も持ってるはずだし、なんなの。

 

 しかし、まる様はついにここで夢の胡蝶を斬ってしまいます。「眠っている暇はないぞ」と言って去ってしまいますが、りんの時間が進み始めるわけですけど、それをしてどうしたいのか・・・所縁の断ち切りを早く使いこなせって言いたいのはわかったが。

 

 とりあえず、眠れるようになったせつなはむちゃくちゃ眠すぎて、その場で倒れるように、というか眠すぎて倒れます。とわは焦りますが、もろはは「寝てるだけだよ」とかなり楽観的。

 ここでとわの「せつなの眠りを取り戻す」という目標の方は達成されましたね。とわは気付いているのだろうか?

 

 

弥勒が珊瑚ちゃんの性格になったらどうなるのか

 

 次回予告のせつな。とにかく眠いらしい。かわいい。

 なんだけど、あの姫さんが出てくるのか・・・と思いきや、なんか翡翠出るのねーあー早くみよーっと。

 

 

 

 


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