夫婦同姓だとわかりやすいよなって思う
私は好きなほうにすればいいと思う派ではあります。
ちなみに、私は旦那の姓に変えた、いわば旧来の凝り固まった精神の持ち主のように何の疑いもなく書類を届け出たわけですが。
私は結婚して変えたかったね!
そう思う理由は色々ありましたが、一番厄介で「ゼッテー変える!!」と思った出来事は、職場で同じ名字が6人で、そのうち1人は名前の音まで一緒ということがありまして。
一番厄介だったその同姓同音名の方は営業さんで、その営業さんにきた電話がしょっちゅう私に回ってくる。支店長にまで抗議した。それでも回されてきた。その方、人柄的には問題なかったけど、その周囲の営業が確認面倒で回してくるから結局その人が異動するまで何も解決しなかった。
つまり異動=解決。
なんやねん。理由が理由だけに釈然としなかった覚えがある。
名字が変わって嫌な人は「今までの私がいなくなってしまうのが嫌」みたいなところのご意見をお持ちのようなのですが、私のこの感覚ってそれと似たようなところがある気はしているんです。面倒で確認もされないのが嫌っていうのも、一種の自分の否定だよね。「ほかにも同じ名前の人生がある」みたいな。所々でそういうのを感じていて、私は自分がレア名字になったのをむしろ大喜びした。
それ以外でも困ったときがあって。
別部署から電話がかかってきたときに、6名中私を含めた3名がたまたま同時期に照会してて、どの照会かわからず誰宛かがわからないときがあって。その3名の判子の仕様が違うことを逆手にとって確認したことがあったな。一人は名字だけで、もう二人は下の名前の一文字が入っているのでその字を答えてもらえればわかるという謎の問いかけをした。
ちなみに答えは名字だけの上司だった。
ほかにも、当時職場にレア名字の営業さんが2名いたんですけど、2人とも結婚して名字変えて田中さんと鈴木さんになっちゃって職場のみんなで
「なんでえええええ!!!!??」
ってなりました。
彼女たちにも言い分はあるんだろうけど、正直、営業としてビジネスネームに残したほうがよかっただろって思わず私も言っちゃったからね! めっちゃかっこよかったし。おそらく、彼女たちは普通の名字になりたかったんだと思うけど・・・営業さんならビジネスネームにぐらい残しといてもよかったと思うのよおおおお覚えてもらえるよおおおお
なんせ私は結婚して逆にレア名字になって、やっぱりお客さんに声かけられる率がボーンと上がりましたからね。やっぱりそういうファーストインプレッション大事。
と、都合よく制度を利用していけばいいと思うんですよ。
私が大好きな言葉があります。
(前略)制度に不満を言うよりも、制度を巧みにだし抜いてやるといい!(『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』より)
前略のところは、息子よ、不満ばっかり言っていても人も教育制度はそうそう変わらないよーって親父が言ってるところなんですけど、まあ自分なりに隙間をぬってやっていこうぜと言うこの親父の言い方が好き。この本では教育制度の話だけど、いろいろ決まりごとって、簡単には変わらないからねー。
私は巧みにだし抜く知性が欲しい。
でも、名前は大事なことだと思うので、とりあえず国会は色々考えたほうがいいと思う。
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