半妖の夜叉姫感想 〜第21話〜

 

 

 なんなの、エロい回なの?

 先週、諸事情により更新できずにおったので、思い出しでいきます。

 

 

 ネタバレばりんばりんなので折りたたみます。

 

 

 

 

 

 特段エロくもなかったけど、まあ心の汚れた私にはちょっとエロかったかな。

 

 

人形、理玖

 

 開始すぐ、すでに本編中から姿を消した窮奇と渾沌が何やら麒麟丸に進言しております。犬の大将が鎌倉に行って怪我をしているらしい、今なら倒せる、みたいな感じの話をしておりましたが、麒麟丸は激怒。弱っているやつを倒してどうする、ということで、そこで「理玖、理玖はいるか!!」と理玖が呼ばれました。

 

「はい、ここに」

 

 といって姿を現した理玖ですが、おや、様子が・・・?

 麒麟丸に、薬になるものをやつに届けてこい、と言われた理玖は忠実に行動しますが、それは間に合いませんでした。

 

「犬の大将、死んじまった」

 

と、やはり棒読みで事実のみを口にします。

 

 場面が変わって、理玖と是露が二人で室内に。理玖の無感情の感じのせいで、男女二人の空間なのに全然エロい雰囲気ではない。むしろ是露に「空気読め!(粋なことは言えぬのか)」と怒られる始末。まーどう考えても是露は犬の大将好きだったよねー。

 「妖力も感情も涙もいらぬ、四魂の玉よ、我が願い聞き届けよ」と是露が言うと、涙が四魂の玉に降りかかった瞬間、虹色真珠ができました。それと同時に是露の様子が変わり、さっさと部屋を出てしまいました。まあこの後、理玖は忠実に虹色真珠を持っていったんでしょうな。しかし200年の間に、理玖に一体何があったのか。だって木偶人形って言われてたのに、あんなに感情が豊かになってるから。

 

 

再びの朔

 

 さて、場面は楓ばあちゃんの家。夜とはいえ、やたらと「家から出るなよ」ととわに念を押すせつな。翡翠からも「今日はやたら厳重だな」と言われるほどにしつこく言っていた理由は、朔のためでした。しかし、朔ってことは新月、ってことは月は出てないから真っ暗闇。なのに君たちは一体これからどこに向かおうというのだね、退治屋さんよ・・・まあ雲母がいるかぁ。

 でも現代のコントでは、そうやって念を押すということは、出ろってことになるんだよせつなちゃんよ。(実際、この後出ちゃうしね)

 

 「私の方がお姉さんなのに」とぶちぶち文句を言っておりますが、君たちは双子なので厳密にはどっちが姉もあったもんじゃないわ。むしろ迷惑をかけているのは君のほうじゃないのかね。と思いながら見ていると、楓ばあちゃんが「やはり似ているな」と呟きます。

 ここから、少しだけりんちゃんのお話がありました。数年、一緒に暮らしていたが、14年前に姿を消してしまったとのことでした。・・・時代樹に封印されていることを考えると、まるさまが連れてっちゃったんでしょうけど、楓ばあちゃんにとっては突然の出来事だったでしょうね。あのまるさまが事前説明して連れて行くとは考えにくいしー。

 

 

夢の胡蝶

 

 さて、朔だし夜だしということで寝るとわ。夢を見ます。思いっきりりんちゃんの夢を見て、「この人・・・」となる。夢の胡蝶がせつなから時代樹のりんのところに行くのを見て起きると、なんとそこには夢の胡蝶が。慌てて追いかけて行くとわ。

 行った先には時代樹があり、そこに理玖が姿を現します。

 そして始まる深夜の茶会ダージリンなんていつ持って行ったというより、何を何個持って行ったんだとわ。鉄瓶じゃなくてケトルで茶ぁ入れてたわ。

 

 理玖はとわに、お世話になった姉さんに虹色真珠を返したい、と言います。すげえ素直。「それって、私たちからも奪うっていうこと?」ととわが聞けば、「そうなりますね」と。

 

 

最悪のデバガメ、饕餮

 

 いいぞもっとやれ。と心の何処かで思ってしまう私も大概だな。

 

 以前、三人娘にしてやられた饕餮。渾沌から「半妖は朔で妖力を失う」ということを聞いていて、そこを狙ってやってきた模様。しかしそこには理玖までいた。いろいろ間が悪い。

 とわを倒そうとするものの理玖と戦うことになり、瘴気虫とかいう虫を吸い込まされてまあなんやかややって、なんか瘴気虫の応酬みたいになってた。とりあえず見目のいい男が苦しんでいる絵はなんかいいな。やっぱあれかなさいty(以下自主規制)

 

 とりあえず戦って襲われている段階では多少やむを得ないと思うんですけど、今回やたらと抱擁シーンが多くてちょっと勝手にドギマギしとった私でした。ドギマギってもう死語かな?

 あと今回、福山じゅんじゅんの苦しい芝居がよかった。これもやっぱり感想が自主規制な感じですけど。しかも制作側も恋愛話にしようとしているから余計自主規制なほうに頭が飛んでいく。年いってからその辺、逆に若い頃よりひどい気がする。抵抗感が薄らぎすぎ。

 

 ちなみに普通に思ったところだと、毒吸ってあんなに動き回っていいのかよ、というところ。毒が回っちゃいますよぅ。

 

 

ポリシー違反してでも

 

 逃げ回っているうちに夜が明け、せつな、もろはもとわを探しにやってきたため、三人娘勢揃い。やられるだけの状況から形勢逆転です。やる気満々の饕餮。なのにあっさり返り討ちにされ、「俺の趣味は長生きなんだよ!」という捨て台詞を吐いて逃げようとします。 

 

 するとそこに、転移した理玖の刀が飛んできてすっ飛ぶ饕餮の首。

   あっさり倒されたな・・・という私の思考回路を、今度は理玖のセリフがすっ飛ばして行きました。

 

「おいらは愛したものしか殺さない・・・だがお前は今回特別だ!」

 

 

 あーーーっ!

 あーーーーっ!!!  

 

 これをね、このセリフをまだちょっと毒で苦しんでいる汗が顔に滴ってる状態で、今まで見たことない顔で言ってるっていうのがたまらん。あーっ! とわがこれからもこの饕餮にちょっかいかけられるだろうし、そうじゃなくても邪魔だったんだろうな。

 あーいいですね。いいですようん。イケメンの顔が崩れるくらい感情が前に出てるのがいいですね。それぐらいの感情の暴走。今回、理玖の冒頭の人形のような状態を見ているので、感情の振れ幅がかなり激しいですね。そしてこれを打っている私の手が止まらない(笑)

 それをこの一回で見られる! くーっその感情の振れ幅を出したのかまあとわなんだろうけど、あれ、それを考えた瞬間に手のスピードが衰えたぞどういうことだ? 多分理玖は気に入ってるけど、とわはそこまで・・・なんだろうな。じゅんじゅんはじゅんじゅんだった。久しぶりにじゅんじゅんの声が聞けるゲームがしたくなるくらいにはいいシーンでした。

 

銀色真珠、返還さる

 

 饕餮が倒され、とわの妖力も戻り、他二人もやってきたため距離を取っている理玖。

 その理玖に、とわはなんと自分の銀色真珠を渡します。

 

「好きとかよくわかんないけど、でも私、理玖は好きだよ」

 

 ・・・なんかこんな趣旨のことを言ってましたね。おばさんこの子が何言ってるのかよくわかんない。

 しかしこのセリフを聞いた理玖は一瞬目を丸くした後、突然とわの眼前に転移してきて、思いっきり抱擁してきます。まあ平和な現代人からすれば「きゃー濡れ場ー♪(言い方)」みたいな感じですな。

 しかし、戦国の殺伐とした空気で生きてきたせつな、そんな呑気な視点がすっ飛ぶ勢いで薙刀を理玖に向け、「とわから離れろ」と言います。まあそうだよね。しかしそんなセリフを言われても「だよな」みたいな感じで目を動かし、再び何処かへと行ってしまうのでした。

 ここでとわ以外の二人からちらとも色気のある話が出てこないあたりが戦国なのかな。・・・戦国じゃなくても出てこなそうだな。特にもろは。

 

 

 

 次回は是露が出張ってくるようですね。弥勒法師が襲われている!!(言い方)

 せつなが暴走するのをどう止めるかよりも、妖力がない妖怪に弥勒がいかに倒されるのかが気になるところでございました。

 

 

 


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