半妖の夜叉姫感想 〜第20話〜

 

 

 こういう回を待っていた。

 

 

 ネタバレばりんばりんなので折りたたみます。

 

 

 

 

 

 満たされた・・・せつなの過去回。しかしもろははどこに?

 雲母に乗ってやってきた森の中。せつなはとわにこれまでのことを話し始めます。

 

 

火事の後のせつなの話

 

 さて、夢の胡蝶に夢を奪われたからなのか、とわとの記憶がないせつな。 

 せつなは火事の後からしか覚えがないそうです。

 燃え尽きた森で所在もなく座っていると、どこからともなく現れた双頭の竜(阿吽)に乗れと(隠れている邪見に)言われ、促されるまま連れていかれた里で過ごすようになったそうな。

 ちなみに()で囲った部分は、せつなからは認識されていない部分です。邪見はせつなから見えない位置、阿吽の後ろに隠れて喋ってました。空飛んでる時も阿吽に乗っている姿はせつなしか確認できないので、だから前々回、邪見の姿を見ても「?」だったのがわかった。邪見さまは小さいからどこにでも乗れるよ(雑)

 

 隠れ里の前でぼーっとしていると、子供に声をかけられて、奥から紫織が現れました。半妖の子供達を集めて隠れ住んでいるということで、せつなにも声をかけます。差し出された荷物の中の小判っぽいものと「たのむ」という札を見て、「あなたは不思議な運命があるのね」と言ってせつなの手を引いていきました。しかしまるさま、あなた様も大概、雑ですね。

 

 知りたいことがどんどん教えてもらえるのでおらワクワクしてっぞ。

 

里での暮らし

 

 里では、子供達が力を合わせて暮らしています。食料を集め、読み書き勘定も教えてもらったそうです。しかしそう考えると、この里の子供達は当時としてはかなり教育水準の高いレベルにあったのですね。紫織が知ってたん? そうなんだろうな。

 ここでの暮らしは六年ほど続いたそう。その間、たまにせつな宛の届け物があり、中には小刀とメッセージ、メッセージのみもあった。またまたまるさま、。しかし、せつなはこのメッセージは読み書きできたので自分で読み、その指示に素直に従って訓練していたそうです。

 

 しかし六年後、まるさまの指示で楓の村に帰ることになり、一旦人里で暮らしますが、人里の感覚が肌に合わず早々に隠れ里に帰ってしまいました。まあしゃーない。

 

 それから少しして、里が蛾々御前という妖怪に襲われます。

 正直、せつなたちが偵察に行っている横に映り込んだ弥勒が、あんたなんでそこにいるん?と思ってしまいました。侍を食いまくっているから捨て置けん、みたいなこと言ってますけど。いや、悪いわけではないけど、唐突かなって。

 しかし、ここに一緒に八右衛門狸がいたのですが、うーん、そうすると竹千代は多分八右衛門の子で、だとすると弥勒が竹千代を獣兵衛さんに預けたのは早くとも三年前ぐらい・・・?

 

蛾々御前の『兼光の巴』

 

  まあそんなことは置いておいて、この蛾々御前、普段半妖を襲いにやってくる妖怪とは違い、半妖の妖力が無くなる時、食を狙ってやって来ました。

 さて、半妖は朔で妖力を失うんじゃなかったんですかね? 紫織さんは太陽が月で陰った状態(日食)で妖力を失いました。まあお肌の色も変わりますの? なんかもう設定グズグズやないですか。なんでそう思ったかって、せつなは現設定上、妖力を失わないけど他の半妖さんもこの後の蛾々御前と戦えていたから。妖力なかんべー結界がのーなるんやろ?

 

 とにかく、結界がなくなったことで蛾々御前たち一行が隠れ里に入ろうとしますが、そこを止めたのが他の子供達より大きく、戦闘能力もある三人。ごめんせつな以外名前忘れた

 下っ端はすぐに倒せましたが、蛾々御前はやはり少々手ごわかったようで、せつなが糸に絡められてしまいます。他の二人の攻撃もいなされ、危機に陥る里でしたが、そこに飛び込んで来たのは、なんと、妖怪の血に支配されたせつな。糸を引きちぎって蛾々御前に襲い掛かります。しかもこの時は瞬殺。油断していたというのもあったでしょうが、あっけなかったのう・・・

 

 と、のんきに言っていられない状況でした。妖怪の血に支配され、我を失ったせつなは辺り構わず襲いかかり、それを止めようと飛び出して来たのが弥勒でした。痺れ薬でせつなを止め、暴走する妖怪の力を封印します。よかったよかった。この時、蛾々御前の持っていた「兼光の巴」がせつなの封印の媒介、そして得物となりました。ほうほう。

   

 

 里を出て

 

 その後、せつなは紫織から里を出るように促されて、最終的に楓の村に行き、退治屋さんに誘われて一緒に行動するようになったようです。しかし、それでも翡翠弥勒の子供って知らなかったって・・・翡翠じゃなくても、琥珀が話題にしそうなもんだけどなぁ。 

 

 今回、せつなはとわを雲母に乗せて連れ出してこの話をしました。「何で?」と聞くとわに、せつなは「困っている半妖の子供がいたらこの里のことを教えてやれと、紫織さんに言われたからな」と笑って言いました。

 

 

・・・笑顔の大安売り、反対!!

 

 

 可愛いけど、可愛いけど、ここで見たくなかったかなーー!!

 

 ・・・というのも、もちろんせつなは、とわのことをもう信用ならない人物とは思っていないでしょうが、そこまでの笑顔を見せるほど心を許しているかというと、それはまだ違う気がするんですよね。退治屋仲間にも見せていないでしょうし、あれほど冷静沈着な人が破顔するのって破壊力もすごいですけど、その相手への信頼度も相当ですよ。

 ちょっともやっ。

 

 

 次回は虹色真珠ができた理由が教えてもらえそうです。

 理玖がとわのところに夜にやってくるとか・・・え、なんか色気ある話でもあるんですかね? でもとわの色恋とか現時点で興味ないな。

 

 翡翠のはものすっごく気になる。

 

 

 


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