半妖の夜叉姫感想 〜第19話〜

 

 

 今回は静かに鑑賞。

 しかし次回放送の朝に更新とか、早くしろと(笑)

 

 

 ネタバレばりんばりんなので折りたたみます。

 

 

 

 

 

 冒頭から愛矢姫のキャラに圧倒されてしまう私。

 

 

賞金稼ぎのキャラクターが・・・

 

 冒頭、居住まいを正している退治屋3人。と、超上から目線お姫様。

 ここで私は、初めて六太と七助の顔が全部見えたことに大歓喜!! わーい結構かわいいじゃないの、と思い、そして姫様の調子に若干引きながら、あれ、琥珀は? と思っていると、翡翠が「留守にしている」とのこと。ご用事はなあに?

 

 姫様は退治屋と賞金稼ぎの対戦をお望みのようだったのですが・・・いや、そこは正直、まだ問題ではなかった。キャラクターが・・・

 

 やっつけにしても、あれどっかに出てきたキャラクターかなんかでしたかね。おばばはあれ、すいませんどっかの違うゲームにもっと雰囲気の落ち着いた素敵なおばあさまが大変残念ながら結構似たビジュアルで存在していらしたような気がして。まあそんなことはもはやどうでもいいんですけど、もうちょっとどうにかなったんじゃないんですかね。ほかもお嬢と忍びと怪力って適当にもほどがあるだろ!!

 ・・・この回、やっつけ消費で入ったの? と疑いたくなるレベルで設定がひどい。

 すみません、もしこれが初回の不良のようなるーみっく過去作のオマージュだとしても、それが伝わらない。謎です。わからない相手に何一つ伝わらないなら、やめたほうがいい。ていうか他はともかくお嬢っぽいビジュアル設定のキャラクターはいなかったような気がしますけど。忍びはわからん。おばばと怪力は、なんかいそうかなと思ったけど。

 

  しかし、召し抱えねぇ・・・食うに困らない、という意味では喜ばしいかもしれないけど、琥珀はそれを喜ぶとは思えないのですが。若い3人は、嬉しいんだろうな。

 

嘘がつけないもろは

 

 さて、対戦相手として示された賞金稼ぎの最後に、もろはが紹介されました。もろはは獣兵衛さんの紹介ということで、今回のお金は直接獣兵衛さんの懐をあっためるようです。まあそうなるよな。

 しかし、相手がもろはだということで、翡翠は一計を案じます。それとは別にせつなに相談の上、引き受けてしまったものは仕方がない、全力でやると了解されたものの、

 

「このこと、とわには言うな」

 

 とせつな。なんとなく、わかる・・・

 で、口止めももろはに伝わっていたようなのですが、合戦の日の朝、せつなが家にいないことに気づいたとわが、もろはに声をかけてしまいました。多分、出るの遅くなったんだろうなぁ・・・賢いけど、感情を隠すことは上手ではないもろは。口止めされているのでなんとかごまかそうとしますが、ぽろっと「合戦」とだけ言ってしまいます。ああ、出た・・・

 「合戦」という言葉を拾ってしまったとわは大慌てです。そりゃそうだ。戦に出るのだと思えば生死に関わる。追いかけても竹千代に乗って行ってしまったので、とわはせつなに知らせるために退治屋さんのところに行きますが、そこももぬけの殻。きららしかいませんでした。

 

 

もろい一夜城

 

 さて、合戦場ではすでに退治屋さんは準備完了。相手の賞金稼ぎが現れるのを待っていましたが、時間になって先方から見えてきたのは、・・・一夜城、だと? アニメで見ている我々にはなんともすごいハリボテですが、一瞬、退治屋4人は驚きます。まあ、確かにあの材料集めてトンカンしているのを想像したら驚くか。退治屋4人(琥珀いないよ)は油壺で開戦です。

 あっさり燃え上がる一夜城(笑)

 この時のせつなの顔もよし。「姫君は派手な戦いをご所望だ!」と叫ぶ翡翠。しかしこれを考えると、秀吉の一夜城の段階で南蛮渡来の大筒が来ていたら、多分あの城も同じことに・・・そんなことは置いておくか。

 燃え上がる一夜城にもろはを置いて逃げ出す賞金稼ぎたち。もろは一人になって、合戦なんて体をハナから成していませんが、姫様の望む「ド派手な戦い」のために、油壺はどんどん降ってきます。これはこれでひどい。

 

 さて、そこにやって来たのがきららに乗ったとわでした。

  

姉妹喧嘩、勃発?

 

 とわがやって来たことで、だれかが喋ったのかという話になりますが、まあ誰も言ってないよね。言い争っている間に、「とわは私が止める」と言ってせつなが向かっていきます。

 とわは一体何が起こっているのか状況が掴めず、戸惑うばかり。もろはの合戦の相手が退治屋だと知ってさらに混乱しています。そこにせつなが現れ、とわと一触即発状態に。もろははすれ違いと誤解で二人がこんなことになるとは思ってもいないし、正直、もうすぐこの出来レース(わし、もう知ってる)が終わるのに本気の喧嘩が勃発しそうであたふたしてました。もろはがかわいそう。

 

 不自然にもろはを襲う油壺が燃え、もろはは倒されました。姫様、ご満悦(・・・)

 しかし、このまま退治屋を召抱えにするのか、という下っ端に、姫様は「最初から嘘に決まっておる」と平然とおっしゃいます。なんてひん曲がった性格。しかし、そこに響く「でしょうね」の声。姫様、ちょうビビってました(笑)

 

 最終的に、琥珀から姫のでっち上げだとバラされた翡翠たち。「お頭を楽にさせてあげられると思って」という言葉に

 

 「困っている人を助けるのが退治屋の仕事だ」

 

 という琥珀・・・ああ、成長して・・・。

 叱られて、しょんぼりする三人が可愛かったです。頑張ったんだけどね。

 

 

姫様の私怨と三人娘

 

 さて、今回姫君がなぜこんなでっち上げ騒動を企てたのか。理由を聞いてあまりのことに卒倒寸前ですわ。

 第一話のエピソードで屋敷から夜爪を追って出て行く際、通りがかりにちょこーっと泥汚れが着物にかかって汚れたから、だそうです。なんつー。父上に怒られても、ちっとも反省しておりませんでした。こりゃ甘やかされまくったな。

 

 場面は変わって三人娘のほうはというと、とわ怒って口を聞いてくれないようでしたが、結局は「いつもの二人でよかった」と泣かれ、せつなともろはは少し罪悪感が残ったそうな。

 しかし、このとわの対応に顔に汗を流したせつなは、ちょっとはとわに心を許しているのでしょうね。・・・なんかもやっとする。もやっとボールぽーい。

 

 

そして次回予告

 

 次回はせつなの過去エピソードのようですね。ああ、ようやく求めていたものが・・・

 今回は紫織と弥勒が出てくるようです。弥勒はともかく、詩織は一瞬思い出せなかったけど、「血玉珊瑚」の単語が調べなくても思い浮かんだだけ、まだ覚えていたほうだ。

 おそらく、次回放送でせつなが力を封印した経緯とかもわかるんだな。あー・・・

 

 なんで今日の回入ったん?

 

 19話はこの話でよかったんじゃない?

 正直、今日のエピソードで嬉しかったのは、六太と七助の顔が全部見えたのと、二人がめちゃくちゃ喋ってるところが見られたってところ、あと琥珀の成長がわかったところぐらいかな。あー琥珀がいいおっさんに成長してておばさん嬉しいです。

 

 

 


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