半妖の夜叉姫感想 〜第15話〜
タイトル『月蝕、運命の惜別』
今回は、いいタイトルでござった。
ネタバレばりんばりんなので折りたたみます。
今回は理玖が誰かに語っているという体での過去話。
冒頭、14年前
二代目宝仙鬼と理玖がその段階で接触。黒真珠を作り直したようですね。
直後に出来上がった宝仙鬼が犬夜叉とかごめのところに持って行きました。黒真珠は犬夜叉の母の悲しみからできたのですね。「半妖ってなに?」と無邪気に母に聞く犬夜叉の話を思い出します。よよよ・・・
そしてOP直後にりんの出産(爆)
きんぎょ姉妹が楓ばあちゃんに「翡翠よりも可愛がってあげるんだ〜」と・・・これこれこれ〜!!
この段階で、かごめも妊娠判明済み。お腹も目立たない、と言っていることからもう結構ふくれているのでしょうね。まあ経過が分かっている我々視聴者からみれば、もうあと数日で生まれるわけですが。
きんぎょ姉妹がりんのところへ向かうかごめと珊瑚ちゃんのところに珊瑚ちゃんを呼びに来ました。臨月かごめはゆっくり行くということで、一人になったところで、理玖登場。
突然名前を呼ばれて警戒心むき出しのかごめにただただ妖霊星(ようれいせい)のことを語っていくのですが、
この時の犬の大将のビジュアルがかっこいい
まるさま激似ーー!! すごいー! ヒャッハー!! そりゃモテるわー!
というのは置いておいて、500年前は犬の大将と麒麟丸が妖霊星の破片を破壊したけど、今回眠りに付いている麒麟丸を起こすのはおすすめしないという理玖。半妖が嫌いで、半妖という存在をことごとく殺してしまうだろう、と。
「殺生丸の子供も、あなたの子供も・・・」
そう言われてかごめは犬夜叉と殺生丸を説得すると理玖に言って、そこの話し合いは終了し、場面は・・・ちょ、すみません。ぐぐぐ
全然関係ない部分で笑いが止まらない
場面は変わって、産声の響く外。そこに殺生丸が立っている・・・んですけど・・・
ゲスいことしか考えられない可哀想な頭しかない私はもう「そのクールな顔でりん(ry」とか「邪見さまいつも我が子たちがお世話になってます」とかもうそっちに思考もっていかれて、目の前で展開される深刻なお話に頭がついていかない。
一応頑張っていうと、外で立っているまるさまのところに是露(ぜろ)という女性が現れて、「犬の大将に足蹴にされた一族の恨み」とか不穏なことを言いつつ、妖霊星の破壊を依頼されます。
直後、生まれたばかりの我が子を「剛臆の試しだ」と言って立ち去るまるさま。「麒麟丸が関係しているの?」と問いただすかごめにも一言も言わず、そのままいなくなってしまいます。
「殺生丸さま、りんは信じております・・・」
という、ここのセリフでようやく我に返って涙が。
だってさぁ・・・産んだばかりの我が子を愛する人(爆)が何も言わないで連れてっちゃうんだよ。いやもう、昨日上の子が迷子になって慌てて探した身ですよ。すぐ見つかりましたけどね、店員さんに手を引かれて歩くのを見るだけでも泣けてくるのに。信じてるって言ったって悲しい気持ちはそれとは違う次元の話ですよ。とりあえずフォロー役の邪見がいてよかったよ。まるさま本当に何も言わないからさー。
どこかに行く途中、以前出てきた女禍がまるさまに襲い掛かりますが、まるさまあっさり撃退。ついでに虹色真珠も手にれますが・・・
女禍「それは、我ら禍一族の宝玉!!」
殺生丸「違う。是露の涙・・・」
言い方ーー! 言い方ーーーー!!
なんでこうも全てが麗しいのか。と、さっきまでゲスいことしか考えてなかった脳みそが言っていました。
殺生丸の真意
ある大木の根元に双子を置いたところで邪見が追いつき、周囲に結界を張ります。
これにより、一度敗走した女禍は半妖の匂いがわからなくなりました。目くらまし完了ですね。りんちゃんに代わって、邪見様が・・・あん? 邪見さまが? 何するって? 子育て? さすが本職!(メタ)
金と銀の虹色真珠は双子の瞳へと吸い込まれていきました。
妖霊星はあっさりと破壊が終了し、場面は麒麟丸のいる場所へ。
麒麟丸は「人間でも妖怪でもない存在」に滅ぼされると、すでに消滅している四魂の玉によって予言されていたのだそうです。是露がその存在を滅ぼしなさいと諭している最中、険しいお顔のまるさま登場。しかし、いくら同等の立場とはいえ、かつて親父と肩を並べていた相手に呼び捨てとはさすがまるさま。半妖の抹殺に「手を貸すのか」という麒麟丸の問いに、答えないけど目を伏せるまるさま。なんなんだよぅ。
そうして覚えのあるシーンが流れてくるのですが、相変わらずあなた様は弟に対する仕打ちが手厳しいな。やっぱり右目に指突っ込んで黒真珠を取り出すまるさま。しかし、以前と違うのはそのまま黒真珠に封印する理由ですかね。
麒麟丸に「助けたのか?」と問われても、冷静に「何のことだ?」と返すまるさま。それをやっぱりフォローする邪見。こちらもなかなかな従者ぶり。しかし封印された二人はどうしているのでしょうか。時間が止まっている・・・よくわからぬ。
ちなみに、黒真珠に封印されている犬の大将の墓所は、邪見が持つ人頭杖を使えば門が開きます。と、原作に描写が。
夢開きで娘たちの居場所がバレた後、是露に森を燃やす、と言われても何も言わないのも何なんでしょうね。本当にまるさまの真意はどこに。
赤色真珠
今回のお話でわかったのは、赤色真珠はかごめの涙でできたものだったんですね。黒真珠は犬夜叉の母、十六夜の涙。金と銀の真珠は是露の涙。他は誰の涙なのでしょうか。でも、それぞれの妖怪がそれを手に入れた経緯は知りたくないかなと思いました。
とわとせつなの名付けはりんちゃんだったのか〜いい名前じゃのう。双子に名前を教えたのは邪見なのでしょうかね。
次回はもろはがメインのお話。途中に出てきた妖狼族の人が出てくるようですね。やわらぎ、ともろはの声で言っておりましたが、どんな人なのか。色々キナ臭い16回になりそうだ。
公式サイトに見にいったらりんちゃんが「御神木」の四角の中にいましたよ。結局、そのあたりの説明は今回、ありませんでしたもんね・・・。
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