半妖の夜叉姫感想 〜第11話〜
今回の『半妖の夜叉姫』は2クールなんですよね?
いつ犬夜叉やまるさまは出るのか・・・もうすぐ前半終わる。
ネタバレばりんばりんなので折りたたみます。
今回は沼の妖怪ということです。
ホットケーキ製作方法
冒頭のシーンの疑問点は2つ。
- なぜあの場所でごはんをしていたのか。
- もろははホットケーキをどうやって混ぜたのか。
どう考えても周囲の環境が野営するには適していないのに、なぜあそこで休憩していたのか。
しかも、もろははホットケーキを3枚丸呑みで喉に詰まらせた時、おどろおどろしい沼に水を求めて降りて行ったということは、ホットケーキミックスを混ぜた水はどこで手に入れたのかと。いまのところ、現代便利グッズとして水筒は登場していない気がしまして。牛乳なんて絶対ないね。ボウルはまあ、何か使えるだろうと思うのですけど。
しかし、そこで沼に水を飲みに行こうとしてもろはは「沼が鳥を食べる」というありえないシーンに驚きます。まあ、あんな色の水飲もうとするのもありえないけど。いくら言っても双子に信じてもらえないもろはちゃん。この後は別行動だったようなのですが、なんでこんな中途半端なところで別行動にしたんだい?
退治屋さんの依頼
久しぶりの退治屋、琥珀頭領登場。ここで退治屋の装束じゃなくて普通のおっさんの服着てるところもポイント高し。くーっ嫁さんいないのかしらいたらみたいのに〜。
さて、今回は丘の向こうの沼に住み着いた妖怪退治、ということなのですが。「誰も姿を見たことがない」というパターンでした。理由としては、「近づく者皆食べられる」ということでして、まあ近隣住民は「絶対何かいる」的な理由で依頼を出してきたんでしょうね。
しかし、依頼内容を聞いた双子は直前のもろはの言葉を思い出します。あれ冗談だと思われてたんだぁ・・・確かにちょっと余計な装飾は多いけど、もろはは嘘を言ったことはないと思いますよ。
そんなこんなで妖怪退治に向かう双子ですが・・・この後、ものすごく気になる絵が。
沼のそばで言い争う兄妹。それを止めようとせつなが兄の腕を取るのですが・・・この時の作画がおかしい。せつながもう少し前のめりになっても届く距離感じゃないのに、ほぼ棒立ち。腕がちょう伸びてるこわわわわ。
とりあえず、せつなに腕を掴まれて沼に行けなくなった少年彦丸と千代ちゃん兄妹の家に行くのですが、そこでもまた違和感。沼と家がちけえええええええええええなんだこの位置関係は。かといって近くに他に家っぽいのもない。村に住んでるわけじゃないのか?
ちなみにこの兄妹の父親は琵琶が上手だったらしいのですが、それにしてもあばら家に住んでいる。楽器って、結構お高いと思うんですが。
沼の妖怪、毒蛟
そんなこんなで兄妹の家に招待され、一泊泊めてもらうことになった双子。話しているうちに、沼の妖怪が「毒蛟(どくみずち)」というやつだと知ります。っていうかやっぱりー正体知ってるキャラ出たー。しかも見たことがあるって、蛇みたいなやつだってー。まあ、依頼を出した人ではないと思うので、その辺の齟齬は特にないと思っています。元は仙女様によって清められた沼だったとか。兄妹のおばあちゃんが小さい頃も濁ってたようです。そんな昔でもない。
その後、兄妹にせがまれてヴァイオリンを演奏することになったせつな。今回のお話は恥ずかしがったり戸惑ったり、せつなちゃんの感情の動きがとても可愛らしいですね。いいですね。兄妹の期待に満ちた眼差しに根負けして、演奏を始めるのがいい。
だけど、その演奏を聴いて泣く兄妹。この兄妹の父親は、あの沼のほとりで琵琶を引いているときに飲み込まれたんだそうです・・・って、毒蛟が綺麗な池に住んでいたとは思えないし、一番最初の犠牲者にしては彦丸くんが沼に復讐心を抱くには時間がかかりすぎているので、多分もうすでに住み着いてからだと思うと・・・なんであないな沼で幼い兄妹を前に琵琶を弾こうと思ったのか。
夜、やっぱり「夢の胡蝶を捕まえる」とせつなに宣言するとわ。それに対し、少しも難儀だと思ったことはないと返すせつな。この後のセリフが切ない。
「こうしていれば・・・必ず夜は明ける」
そうなんだけどね・・・とおばちゃんは思っちゃうわけですよ。
この後、せつなは「なぜもろははあの時、『沼が飲み込んだ』と言ったのか」という疑問を呈します。わたしは「?」だったよね。とわも「大きな蛇が、とか、何か生き物が、とか」と同意していますね。この後、わけがわかるまでわたしはこの疑問がずっと「??」でしたね。確かにそうだよね。
とわにツンツンするせつなもいいですね〜。
沼の妖怪退治
翌日、妖怪退治に向かう双子の元に、もろは登場。もろはの発言から、現在は三人とも楓ばあちゃんちで起居しているものと思われます。さも当たり前のように「帰ってこないから」と言っていたので。
もろはは前日、獣兵衛さんのところで竹千代に散々いびられていたので早くお金が欲しくてたまらず、前のめりに妖怪を挑発し始めます。勝手なことをするなというせつなを尻目に、妖怪毒蛟登場。毒であっさり飛ばされるもろは。飛ばされた先に生えていた草の上で、草の汁まみれに。あれ、これって? その後、冥加じいちゃんの登場により、やっぱり思ってた仙女様の薬草だったことが判明。こんなに近くに生えてたの。よく枯れなかったな。
せつなは毒蛟の毒霧に動けなくなりますが、なぜか動けるとわ。なので、毒蛟と相対します。しかしそこに、もう一体の妖怪が。
沼渡(ぬまわたり)
聞いた時、ススわたりが頭をよぎりましたよね。
昨日、もろはが見た鳥を飲み込んだ妖怪は、こっちだったようです。ここでようやく、せつなの疑問符に納得したわたしなのでした。あー、そういうことー。
毒の耐性
ここで、沼渡がとわと相対し、毒液をかぶったとわが苦しそうにします。解説、冥加じいちゃんによると、せつなは毒液、とわは毒霧への耐性があるということなんですが・・・突っ込むまい。
沼渡の登場で、2対2に。「厳しい」というせつなに、とわが「私たちも、2人だよ!」と言うと、ふん、と顔を反らせるせつな。ツンツン。そんな中、干上がった沼の底に落ちていた琵琶を見て、仙女様が薬草で清めた、という話を思い出したせつな。薬草の草っ原を探すと・・・案外、もさっと生えてて見てるこっちがびっくり。
沼渡の毒液に耐性があるせつなが沼渡を清めることになり、毒霧に耐性のあるとわが毒蛟を倒すことになりました。おお、うまくいっておる。
しかし、草っ原を目指すせつなの口から、少し不穏なセリフが。「うまく避けろよ、もろは」うわーそのまま旋風刃する気だー。思った通り、吹き飛ばされるもろは。かわいそ。
うまいこと旋風刃で沼渡の浄化が完了し、とわが 毒蛟を倒して終了。
沼に落ちたとわが犬みたいに(犬だけど)体をブルブルさせてたのにちょっと笑った。この後、ハイタッチをするとわともろは。勢いでハイタッチしそうになって「しまった!」という顔をするせつながやっぱり可愛かったです。
総括
今回はせつながいつもより感情豊かな回でした。意図的にそうだったのでしょうか。とりあえずせつなが可愛かったのでよいです。
来週は朔の日! あれ、あの三人娘、全員半妖だったら、全員人間並みになるってこと? しかし予告のとわの黒髪が、見慣れてないせいだと思うけど違和感すごい。
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